はじめの一歩を踏み出そう『第67回《頑張っていても行き詰っているあなたへ》心をエクササイズしてほぐそうか?』

みなさん、こんにちは!いとやんです。
「心の駅」をつくる心理イベントクリエーターです。

もし、今こんな気持ちを抱えているなら、少しだけ耳を傾けてみてください。

  • 「自分には輝く才能なんてない…」とため息をついている
  • 「やりたいこと」があるのに踏み出せない
  • 人生をもっとカラフルにしたいけれど、迷ってしまう

大丈夫。あなたの心の奥には、「勇気」という羅針盤と、「ヒント」という地図が眠っています。
私は全米NLP協会認定マスタープラクティショナーとして、心理学と対話をベースに、「自分らしく生きる」ための種をまき育てるワークショップを開催しています。

「心の駅」では、さまざまな業種の方と協力しながら、あなたにぴったりのテーマを提供。ここで得られるヒントは、すぐに実践でき、人生を動かすきっかけになります。

想像してみてください。
その一歩で、モノクロの世界が鮮やかな七色に変わる瞬間を。
あなたが今いる場所は、スタート地点。

さあ、はじめの一歩を踏み出そう。
ここから、あなただけの物語を紡ぐお手伝いをしていきます

目次

あの時、一歩を踏み出したヒーローたち

先日、とある練習会で参加者の方の“自分史”を伺う機会がありました。
印象に残ったのは、昭和のど真ん中を駆け抜けた世代の方と、私と同じく昭和後期育ちの方。
お二人とも、今はしなやかに強く、明るく生きておられます。

けれど十年ほど前、職場で人間関係に行き詰まり、
心身ともに限界まで追い込まれた時期があったそうです。
そこから部署異動やフランチャイズ独立など、思い切った“転換”を決断。

「えっ、あの人がそんな経験を⁉」と驚くほど、今の姿からは想像もつきません。
でも、あの時の勇気が、今の笑顔を支えているのです。

なぜ人は、つらくても逃げないのか

今もハラスメントやいじめといった問題は後を絶ちません。
中には「どうして相談してくれなかったの」と周囲が涙するような悲劇もあります。

心が限界に達すると、視野はどんどん狭まり、
「誰にも迷惑をかけたくない」「心配させたくない」と、
自分を閉じ込めてしまうのです。

アドラー心理学ではこう言います。
「人は変われるはずだが、変わらない勇気を選んでいる」
つまり、“苦しいのに動かない”ことにも、無意識の理由があるということ。

「こんなことも自分で解決できないなんて」と思うと、
プライドを守るために、さらに殻を閉ざしてしまう…。
その結果、孤独と不安が膨らみ、ますます動けなくなるのです。

なぜ彼らは「ガマン沼」に沈まなかったのか

冒頭のお二人が救われた理由。
それは、「相談できる誰か」がいたという一点に尽きます。

たとえその誰かが、同僚でも家族でも、近所の喫茶店のマスターでもいい。
「話を聴いてくれる人」の存在が、人生の分岐点になるんです。

男性のアラフォー・アラフィフ世代は特に要注意。
「俺は大丈夫だから!」が口ぐせの人ほど、ガマン沼にズブズブ沈みがち。

話したところで解決しないかもしれません。
でも、話すことで“味方がいる”と気づくだけでも、心の重りがスッと軽くなります。

冒頭のお二人が救われた理由。
それは、「相談できる誰か」がいたという一点に尽きます。

たとえその誰かが、同僚でも家族でも、近所の喫茶店のマスターでもいい。
「話を聴いてくれる人」の存在が、人生の分岐点になるんです。

男性のアラフォー・アラフィフ世代は特に要注意。
「俺は大丈夫だから!」が口ぐせの人ほど、ガマン沼にズブズブ沈みがち。

話したところで解決しないかもしれません。
でも、話すことで“味方がいる”と気づくだけでも、心の重りがスッと軽くなります。

【心をほぐすエクササイズ①:こじつけでも自分をほめよう】

体のストレッチをするように、心もほぐしてあげましょう。
NLP心理学では「リフレーミング」と呼ばれる手法があります。

たとえば、

  • 「書類が終わらなかった」→「方向性は決まった。あとはまとめるだけ」
  • 「忙しいのに話しかけられた」→「新しい提案をするチャンスをつかんだ」
  • 「担当を変えられた」→「すれ違いが深刻になる前でよかった」

愚痴を誰かと“言い換えっこ”するのもおすすめです。
お互いに相手の愚痴をポジティブ変換してあげる。
「そう言われると、ちょっと救われたかも」──その瞬間、心の筋肉がやわらかくなります。

【心をほぐすエクササイズ②:小さな一歩を踏み出そう】

やりたいこと、叶えたいことを紙に書き出してみましょう。
大きな夢でも、小さな願いでも構いません。
“エジプト旅行に行きたい”なら、まずは動画を観ることからでもOK。

大切なのは、「行動のきっかけを作る」こと。
一歩を踏み出した瞬間、無意識が味方になります。
すると、困難にぶつかっても「誰かに話そう」と自然に思えるようになるのです。

本日のまとめでーす

心のエクササイズは、続けることで“折れにくい自分”をつくります。
あなたのまわりにも、話を聴いてくれる誰かがきっといる。
そして、あなた自身も、誰かの支えになれる。

そう信じて、今日も小さな一歩を。
「はじめの一歩を踏み出す勇気」は、どんな筋トレよりも強力な心のトレーニングなのです。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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