はじめの一歩を踏み出そう『第79回 なんであなたから繋がり申請を求めてきたくせにシカトっすか?~接続の時代に、関係を求めるということ〜』

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繋がり申請の向こう側

特にLinkedInにて一日にいくつもの繋がり申請をいただく。
本当にありがたいことだと思っている。

私は「繋がり申請歓迎」と明記しているし、その姿勢に偽りはない。

けれど、承認後にこう尋ねることにしている。

「どんなきっかけで申請してくださいましたか?」

すると、約半数は返答がない。
中には「投稿を読めばわかるでしょう」と返ってくることもある。

以前の私は、その反応に強い違和感を覚えていた。

なぜ、つながろうとしたのに、関わろうとしないのだろう。

接続という合理性

しかし最近、こう考えるようになった。

もしかすると私が、LinkedInを「関係をつくる場所」だと思いすぎていたのかもしれない、と。

多くの人にとってそれは、名刺フォルダの拡張であり、可能性を保管しておく棚のようなものなのだろう。

接続しておく。
必要になったら、いつか取り出す。

それも一つの合理的な使い方だ。

実際、目的によって行動は変わる。
ビジネス上の機会を広げるために使うのか、近しい関係を築くために使うのか。

その違いが、スタンスの違いになる。

ダンバーの150人

英国の人類学者ダンバーは、人が安定的に関係を保てる人数は約150人だと述べている。

私たちの時間とエネルギーは有限だ。
だからこそ、多くの接続を持ちながらも、実際に関係として育てられる数は限られている。

そう考えると、接続を増やすという選択も、合理的で自然なことなのだと思う。

それでも、私は

けれど私は、どうしてもそこに“関係”を置きたい。

少し極端な例えかもしれないが——

申請だけして、その後まったく関わらないというのは、誰かの家のインターフォンを鳴らして、相手が出てきたのに理由を言わないことに、どこか似ていると感じてしまう。

私は、呼び出されたなら、せめて一言の挨拶があってほしいと思う。

それは礼儀の話ではない。

そこに「意思」があるかどうかの話だ。

はじめの一歩は、関係の中で生まれる

私の活動の第一目標は、誰かが“はじめの一歩”を踏み出すことだ。

大きな挑戦でなくていい。
小さな一歩でいい。

その一歩は、多くの場合、誰かとの関係の中で生まれる。

「見ているよ」
「応援しているよ」
「一緒に考えよう」

そうした言葉が、人を動かす。

ボタンひとつの接続ではなく、少しの勇気を伴う関係が、人を前に進ませる。

数よりも、深さを

だから私は、繋がることを軽く扱いたくない。

数よりも、深さを選びたい。

効率よりも、対話を選びたい。

接続の時代に、あえて関係を求める。

それは少し面倒で、少し非効率かもしれない。

でも私は、その非効率の中から生まれる“はじめの一歩”を信じている。

あなたにとって、つながるとは何だろうか。

それは接続だろうか。
それとも、関係の始まりだろうか。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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