誰かの愚痴を人に言うのは、悪口を言ってるみたいでちょっと…

先日、ONtheUMEDAさんで、ほんわかクルーのいとやんと一緒に「ONthe café ~ちょっと聞いてよ おしゃべり交流会~」と言うイベントを開催しました。


このイベントの告知の際に「誰かの愚痴や不満を、本人のいないところで話すのって、陰で悪口を言うみたいで、ちょっとなぁ…」と言う意見があったそうです。 確かに、誰かの不満を第三者に言うのは、悪口を言っている様な気分になってしまいますよね。

特に真面目でやさしい人の場合は、「悪口」や「愚痴」を口に出すのは、悪いことだと感じているので、心の中に仕舞ったままの人が多いです。

ですが実際は悪口を言うのと、あなたの不満や愚痴を吐き出すのは、似ているようで全く異なります

悪口は、「誰か」を悪く言うことで、あなたの心がポジティブになったり前向きに整うことはありません。

他方で、不満や愚痴を吐き出すのは、「あなた」が嫌だと感じた気持ちを、言葉にして出すことです。 あなたが1人で抱え込んでいるネガティブな感情を、誰かに聞いてもらうことで、心が整い癒しの効果が得られます。

この効果を「カタルシス効果」と呼びます。

また、誰かに話してスッキリするだけでなく、話しているうちにあなたの頭が整理され、思わぬ解決案が出たり、ネガティブに思っている出来事を違った角度から状況を見れるようになったりします。

このように、愚痴を誰かに吐き出すと言うのは、単に気持ちを整理するだけでなく具体的な解決策を見つけるきっかけにもなります。

愚痴を吐き出すと言うのは、誰かの悪口を言っておとしめるのではなく、あなたの心からネガティブな感情を取り出して、前向きに整理する行為です。特にカウンセラーはあなたの味方なので「こんなこと言っても嫌われないかな」などと心配する必要もありません。

もしあなたの心の中に、「愚痴」や「不満」などネガティブな感情がが溜まっているなら、ぜひカウンセラーに吐き出してみて下さい。私たちは、あなたの話を否定せず、しっかりと受け止めます。 きっと話をした後は、あなたの心が軽くなったのを感じられるはずですよ。

次回のイベント開催の際は、ぜひ安心して参加下さいね!

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