はじめの一歩を踏み出そう『第31回 カチンと来た時のとっさの対処術』

みなさん、こんにちは!

いとやんです。

教育業界に20年以上携わってきましたが、日本教育士の資格も得られました。

しかし、気づかぬうちにストレスで潰されそうに。

そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。

NLP心理学マスタープラクショナーコースやメンタルマネジメントⅡ種を修了、取得するとともにワークショップやミニカウンセリングなどを行っています。

一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。

そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

目次

カチンとくる心理とは

日常生活のなかでカチンとくる小さなきっかけは残念ながら事欠きません。

ではなぜ私たちはカチンとくるのでしょうか。

たとえば私が周囲の人に「いとやんってこの頃さらに太ってきてるやん!ビール腹っていうんだよね、あんなの。」と直接的にもしくは間接的に言われたとします。

もちろんいい気はしないでしょうし、「誰がビール腹だって!?」と一言ぐらい発したくもなるでしょう。

カチンときた理由としては、自分でも気になっており人知れず体格がくっきり出ない服を選んだりお腹をベルトなどでしっかり締め付けたり(効果があるかどうかはわかりませんが…)して、なるべく他人に意識されたくないという心理があるのでしょう。

でも、その期待を裏切ってそのことをズバリと言ってこられたことにショックと怒りを感じるはずです。

つまり自らの期待している言動が周囲から来なかったことへの怒りと失望がカチンとくる理由です。

また他人が意識的か無意識的のいずれかであってもその中に「批判やあざけり」の価値観を感じた時ではないでしょうか。

カチンと来た時の対処法

先日、古武術×心理学の第2弾ワークショップを「仕事が捗る」をテーマに行いました。

お越しいただいた方やお問い合わせいただいた方、誠にありがとうございました。

心理学編では同じ出来事でもものの見方を変えることにより、気持ちを軽くしたり問題解決につながるという「リフレーミング」を土台にした実践を行いました。

次回は「アイディアを意味出しやすくする心と体の動かし方」をテーマにワークショップを行う予定ですので、乞うご期待ください。

さて、話題を戻してカチンとしたときにどう対応したら良いのかということですが、実はこのリフレーミングがとても役立ちます。

「さらに太ってきているやん!」という言葉を発した人物の立場に立ってこのことを見てみると、「いとやんは前と比べて太ってきていると思うけど、君もそう感じないかい?そうだろうそうだろう…やはり自分だけではなかった」などと共感を得ることで、他人とのつながりを強めたいとも考えられます。

もしくは「太ってきているやん、いとやんは今ストレスやばいのでは…」と心配している可能性も考えられるでしょうか。

つまり相手が自分を攻撃してこようとしているわけではなく(結果的に不興を買うことにつながっていることに間違いはないが)、それぞれの関心事がもとで言葉を発したものと考えられます。

いずれにしても自らがカチンとくるポイントを掘り下げることで発見できることもあります。

「自分は何にショックを受けているのだろうか?」

「今、自分が今守りたいことや抱えている課題はなんだろう?」

「どうやって対処しようか?」

「いとやんは太ってきているらしいけれども、太ってきていることをプラスに捉えるとすればどうなんだろう?」

こんなことを一人で、もしくは心許せる仲間と一緒に考えてみる機会があっても良いでしょうね。

なにかしらのヒントが得られるに間違いありません。

(注釈:「いとやんって太っている」は実際にはそう言われてはおらず、今回のテーマの例としてあげています。ただし周囲の人々がどう感じているかはわかりませんので実際はそうかもしれません…)

即効性のある怒りをコントロールするには

とは言え、実際には「そんなに冷静になれないぞ、綺麗事言うな!」とお叱りを受けるかもしれません。

先日のワークショップでお伝えしましたが、ネガティブな考えと怒りとは、元来自らへの防衛手段であって非常に力強いものです。

しかし、本能のままに動くと人間関係はおろか自らの立場を破壊することもあります。

その時には「環境を変える」ことが有効です。

可能であれば今問題になっている人物から離れたり、角度を変えるなど位置を変えたりすることによっていくらかの心理的な変化が見込めます。

また「視野を変える」ことも有効です。

NLP心理学でいうところの「アイパターン」にあてはまることですが、目と脳はいわば「マウスとパソコン」の関係に近く、怒りなど自らの心の内側に意識が向かっている時は通常左下に視線が向いています。

そこで自らの怒りに気付いたら視線を上に向けましょう。

その際に腹式呼吸をして横隔膜を下げるようにしましょう(この感覚を知りたい人は古武術編にお越しになり、試してみてください)

さらに言うと、アンガーマネジメントという怒りの感情をコントロールする心理プログラムも有効です。

アンガーマネジメントに関しては「ほんわかスクエアホームページ」でご一緒させていただいている竹内あさひさんがオンラインで分かりやすくお伝えしているので、関心のある方はぜひこの機会にご体験ください。

詳細は以下からご確認ください。

https://www.street-academy.com/myclass/180575?conversion_name=direct_message&tracking_code=16426902023454265285c65bd99a75c3

カチンとくることがあってもとっさに対応できる準備を日ごろから整えてみませんか。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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