みなさん、こんにちは!
いとやんです。
教育業界に20年以上携わってきましたが、日本教育士の資格も得られました。
しかし、気づかぬうちにストレスで潰されそうに。
そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。
NLP心理学マスタープラクショナーコースやメンタルマネジメントⅡ種を修了、取得するとともにワークショップやミニカウンセリングなどを行っています。
一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。
そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。
ジェネレーションギャップが巻き起こる毎日
職場や社会では大なり小なり常にジェネレーションギャップが起こっています。
昭和生まれの管理職からすると「若い世代が何考えているのかわからん」や「なんでもかんでもハラスメント認定しやがって」という思いを抱くことも少なくない一方で、Z世代(1990年代半ばから2010年代前半)からすると「昭和生まれが時代遅れの価値観を押し付けてくる。働き方改革など世の中が変わっているのに…」と感じることが多くジェネレーションギャップの溝の深さがよく話題となっています。
昭和生まれでも昭和後期生まれの方と昭和中盤(高度経済成長期ぐらい)の方でも価値観が結構異なります。
昭和中盤生まれの方は「ある程度理不尽なことが世間ではあり耐えるのが当たり前である」の価値観の元、言わばがむしゃらに生きてきた世代です。
ただ、そうすれば「明るい未来が待っている」という希望もあった。
一方で平成生まれのZ世代はバブル崩壊後「上の世代は威圧的に感じる」、「自分の人生設計は自分で作るのが当たり前(転職への忌避感や起業などへの受容など)」と感じるのは、日本経済の好調な時を知らないことも大きく影響しているのでしょう。
昭和後期生まれの方は上の世代と下の世代に挟まれる管理職的ポジションにいることも多いかと思いますが、どこに落としどころを作るか苦労しておられるかもしれませんね。
ジェネレーションギャップをNLP心理学的に考えてみる
違う世代の価値観は当然自らが経験していないのでわからない。
NLP的には当然意識することはできないし、自分の脳のなかに全く存在しないものと考えられています。
全く異なる世界観をもつことになり、その世界観のもとで生きていくことになります。
こう考えると結構社会や組織の中のジェネレーションギャップはやばくないですか?
NLP心理学ではパーセプチュアルポジション(ポジションチェンジ)と言いまして、自分の視点や相手の視点、第三者の視点など立ち位置を変えて見ていくことにより、ものごとの見方や感じ方を変えていく手法があり、大きな効果が期待できます。
とは言えその前に、それぞれの世代の社会的状況をお互いが学ぶ必要がありますし、違いがあるものだと認めて自らの世代の価値観を押し通さずに相手の世代に合わせていくことも大切です。
たとえばオフィスでの電話をとるのは若い世代であり新人の仕事だという昭和世代の価値観が根強くあるようです。
一方で知っている人としかスマホを通じてしか通話をしたことがないZ世代からすると、不特定多数からかかって来るオフィスの固定電話に恐怖を感じているかもしれません。
「電話に慣れろ、経験で仕事を覚えろ」という考えでは通じず、「いきなり電話を受けるということは難しいよね。判断に迷ったときはこちらに振ってくれてもいいから、最低限そんなことやあんなことを聴いて、このように共有してほしい」など若い世代に対して理解を示しつつ必要なコミュニケーションをとる。
またZ世代も同様に「電話を取るのが業務上必要なのは十分にわかるのですが、クレーム対応などについてご相談があります。お話をしっかり伺うのはわかるとして、どこまで相手にお伝えすべきかの判断に困っています」のように上の世代に理解を示しながらも意見を述べる。
お互いに相手との信頼関係(ラポール)を築き声のテンポや大きさ、しぐさや顔の表情を相手に合わせていくミラーリングという手法もありますが、まずはお互いに別の世代への敬意(リスペクト)と関心を持つことがなによりも大切ではないでしょうか。
ノスタルジック?それとも今までにない新鮮感?昭和レトロが今や大ブーム!
12月17日(火)18:30~19:30にていつものONtheUmedaさんにて「いとテラスcafé第二弾 不適切?理不尽? そんな昭和を語りつくそう!」という企画をキャリアリフォーミングアドバイザーの山田弘志さんをお迎えしてお話を進めていきます。
元々他のワークショップに参加したまさにZ世代の方から昭和に関する企画をしてほしいというリクエストをいただきました。
昭和生まれの方がノスタルジックを感じるのはわかるのですが、Z世代から話だけは親などの年長者から聞くけれど未知の昭和を感じてみたいということのようです。
たしかに昭和に生まれた製品や歌など今でも日常生活のなかで活用されています。
山田さんと私の間でも世代における感覚の違いはありますしZ世代との違いは大きいでしょうが、敬意(リスペクト)と興味・関心をもってお互いの世代をこの機会に覗いてみませんか?
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