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ニュースを見ていて「なんとなく聞いたことはあるけど、実はよく知らない…」と感じたことはありませんか?
この本は、そんなモヤモヤをスッとほどいてくれる入門書です。
選挙の仕組みや政党の特徴といった基本から、働き方改革や国会議員の特権まで、ニュースの背景にある仕組みや事情をわかりやすく整理してくれています。専門書のように難解な表現はほとんどなく、「あ、そういうことだったのか!」と納得できる部分が多いのが魅力。私自身も、知っているつもりだったことが改めてクリアになったり、新しい発見がいくつもありました。
さらに嬉しいのは、ほぼ全ページがカラーで構成されている点。グラフや図表も豊富で、眺めているだけでも理解が深まります。とはいえ、一部は字が小さめなので、読み込むときはちょっと注意が必要かもしれません。
この本のいいところは「ニュースがそのまま学びの入り口になる」こと。テレビや新聞で気になった話題をすぐに引き寄せて確認できるので、辞書代わりに机のそばに置いておくのもおすすめです。学生が公民の学習をする際に役立ちますし、大人にとっても社会をより深く理解するきっかけになってくれると思います。
政治や社会の話題はどうしても堅苦しく感じがちですが、この本なら安心して「まずはここから」で手を伸ばせるはずです。日常のニュースをもっと“自分ごと”として理解したい方に、ぜひ手にとってもらいたい一冊です。
さあ、政治の世界へはじめの一歩を踏み出そう!