はじめの一歩を踏み出そう『第43回 プレゼンでは自己紹介をつかみにしよう-自分自身を広めないのは自己紹介ではない-』

みなさん、こんにちは!

いとやんです。

教育業界に20年以上携わってきましたが、日本教育士の資格も得られました。

しかし、気づかぬうちにストレスで潰されそうに。

そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。

NLP心理学マスタープラクショナーコースやメンタルマネジメントⅡ種を修了、取得するとともにワークショップやミニカウンセリングなどを行っています。

一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。

そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

目次

自己紹介の季節ですね

少し早いかもしれませんが、春は引っ越しや転職、転勤や異動に入学の時期ですね。

新しい環境に身を置くということはそれだけ自己紹介を行う機会が増えるということです。

私は一時期、巷でいうコミュニケーションスクールに通っていた時期があったのですが、春は新天地でうまく自己紹介をこなそうという方がやって来られていたように思います。

「できるだけあがらないようにしたい」であるだとか「できれば印象にしっかり残るよう、最初からバシッと仕上げたい」などの思惑があるからなのでしょう。

ではどんなところに意識をすればよいのでしょうか?

自己紹介の初めは、じらすようにゆっくりと

言葉が泉のように湧き出る人を見ると羨ましくなりませんか?

SNSの世界でも言葉巧みに「はい論破」ができることにあこがれる人もいるようです。

しかしそれが目指すべき道かといえば、逆であるかもしれないのです。

自己紹介をする際、相手は当然自分のことを知らないわけです。

当然声や表情などからその人を認識しよう相手は感覚を最大限に働かせます。

つまりつかみをばっちりさせようと多くの情報を伝えても、相手には何も残らない可能性があります。

せいぜい「どうでもいいけど早口で疲れたな」とか「楽しそうに語っているけど結局何言いたいのだろうか?」など、相手の印象に残らないとなるとそれは本当に悲劇です。

NLP心理学の理論に沿って言えば、まずは名前を「○○△△と申します。漢字で書くと……と書きます」と焦らずゆっくりと、できればそこにいる人の顔を全体的に見るように話せるといいですね。

いろんなことを語ろうとして早口になることが多いですが、特に話し方がゆったりしている相手(体感覚で情報を捉える方が多いです)があなたの話について行けずに、脱落していくおそれがあります。

そうならないためにも最初は文節ごとに切りながら、はやる気持ちを抑えてゆっくり明瞭に話しましょう(笑顔であれば尚良しです)。

簡潔な自己紹介しか勝たん

相手は当然あなたのことを知らないわけですから、あなたの一言一句全てが新規情報になる訳です。

よって、今までどんなことを経験していたか本当に簡潔に内容をまとめる必要があります。

「これまで福祉の世界で○年間、○○の仕事(研究)に従事してきました」というように、一言で終わるぐらいが理想的です。

あれもこれも語りたいと思うと「えーっと」や「(ワンフレーズごとに)うん」などの間をつなぐ言葉(フィラーと言います)を図らずも連発してしまい、相手の集中力を絶たせることにもつながります。

したがって一言で言うべきことをあらかじめ決めておくことをお勧めします。

応用・実戦編:私の名前はミタゾノと申しますが、家では料理の苦手な家政婦です

これは心理学でいう「自己開示の返報性」というもので、自己開示(自分の弱み)によって相手も心を開くようになるという理論です。

たとえば「高校野球をやっていまして満員の甲子園でプレーをしましたが、実はその時以上に今が緊張しています」とか「清純派女優の○○さんによく似ているとは言われていますが、熱燗と共に焼いたスルメが大好物です」のように「事実⇒弱みや意外性」を最後に提示すると大変効果があります。

重要なのは、自己紹介はきっかけに過ぎないのであって、目的は自己紹介後に気軽に話しかけてもらう雰囲気を作り出すことにあります。

いろいろ話すべきは自己紹介後です。

スピーチが苦手な人は簡潔な内容を一言で話す(20~30秒ぐらいで終わってもOKです)ように、逆にお話し好きの方は自己紹介で伝説を作ろうとせず最低限のプレゼンを心がけるようにしましょう。

だらだら長く話すよりも絶対に良いプレゼンになるはずですよ!

もう一週、ブログをお休みします

前回も述べましたが今抱えている案件が例年よりも長くかかるため、来週の更新はお休みします。

早ければ2週間後には復帰しますので、今しばらくお待ちください。

その頃には本年度のワークショップの情報など、お伝えできるかと思いますので。

もう少し寒さが続くようですが、あえてアイスを食べるぐらいの心の余裕を。

ではまた次回、ここでお会い致しましょう。

お相手は、いとやんでした。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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