はじめの一歩を踏み出そう『第63回 既読無視は“沈黙の自己防衛” 〜イベント主催者が返信できなくなるワケ〜』

みなさん、こんにちは!いとやんです。
「心の駅」をつくる心理イベントクリエーターです。

もし、今こんな気持ちを抱えているなら、少しだけ耳を傾けてみてください。

  • 「自分には輝く才能なんてない…」とため息をついている
  • 「やりたいこと」があるのに踏み出せない
  • 人生をもっとカラフルにしたいけれど、迷ってしまう

大丈夫。あなたの心の奥には、「勇気」という羅針盤と、「ヒント」という地図が眠っています。
私は全米NLP協会認定マスタープラクティショナーとして、心理学と対話をベースに、「自分らしく生きる」ための種をまき育てるワークショップを開催しています。

「心の駅」では、さまざまな業種の方と協力しながら、あなたにぴったりのテーマを提供。ここで得られるヒントは、すぐに実践でき、人生を動かすきっかけになります。

想像してみてください。
その一歩で、モノクロの世界が鮮やかな七色に変わる瞬間を。
あなたが今いる場所は、スタート地点。

さあ、はじめの一歩を踏み出そう。
ここから、あなただけの物語を紡ぐお手伝いをしていきます

目次

契約内容勝手に変えたのは君だよね?せめて「ごめんなさい」は?

先日、あるオフラインイベントに申し込みました。

「申し込み受け付けました」という自動メールが来て以来、何の音沙汰もなし。
当日の会場は「駅から徒歩5分のカフェで開催」としか書いていなかったので、さすがに前日の晩になって確認のメールを送りました。

「もしかしたら発信を忘れていることもあるだろう」と好意的に考え、当日朝まで詳細連絡を待っていたら……おっ!ついに来た!

と思ったら、届いたメールはこうでした👇

「直前の連絡ですみません。他の参加者との都合により開催方法と日時を変更することは可能ですか?それからイベント開始時間を13:00から14:30に変えます。あと、さらにオフラインをオンラインに変更します。それでも問題ありませんか?」

うーん、すごい変化球⚾

「へ??」とうめきながら体勢を崩したのは言うまでもありません。
それでも私は心を落ち着け、こう返しました。

「この後には予定もありますし、オフラインだからこその良さもあり申し込みました。
これではあまり意味を為さないので、キャンセルさせていただきます。非常に残念至極です。」

すると……その後。
既読はつくものの、一向に返信なし。シーン……。

「え?え?えー!なんやねん、大丈夫か、こいつ!?(言葉が汚くすみません)」

これは一体どういう心理?イベント主催者の心を覗いてみよう🔍

しかし怒りというよりも心理学を日ごろから扱っているため、「イベント主催者はなぜ返信をせず既読スルーを決め込むのか」という理由が気になりました。

そこで心理学的に分析すると、いくつか理由が想定されます。

  1. キャパオーバー症候群
    「ごめんなさい」と書く余裕すらない。返信フォルダを開くたびに胃がキリキリする。

相手もしんどい思いをしてSOSを発しているのかもしれない。

  • 罪悪感アレルギー
    「残念至極です」という言葉を見て、自分の“失敗”が突きつけられた気がしてしまう。

怒られるのを避けるために一度ぐらい悪いテストの答案を隠したりしませんでしたか?

人は罪悪感を直視するくらいなら、いっそスマホを伏せて寝転びたくなるかもしれないですよね。

  • 認知的不協和の回避
    「私は良い主催者だ」という自己イメージと「参加者をがっかりさせた」という現実。

そもそもイベントを実施しようとする人はどんなに金銭的利益が最優先でも他人の役に立ちたい、そして認められたいと思うもの。

しかし、その期待に応えられないとなると生じる罪悪感。

このギャップを埋められないと、人は無意識に“無視”という回避行動に出ます。

  • スルー即リセット思考
    「キャンセルされた=もう縁が切れた」と解釈。だから返信不要、と勝手に幕引き。

「彼氏と別れたからもう他人だ、未練なんか微塵もない」という捉え方は良い悪いは別にして、理解はしやすいですね。

既読無視の正体は「沈黙の自己防衛」

推測される4つの理由は独立したものではなく、重なり合っている点も多く含むことに気付かれたのではないでしょうか。

要するに、このイベント主催者はわざと無視しているわけではありません。
返信したい気持ちも、申し訳なさも十二分にある。
でも、それ以上に「これ以上自分を傷つけたくない!」という防衛本能が勝ってしまったんですよね。

心理学でいうとこれは「回避的コミュニケーション」。
人間関係を守るのではなく、自分のメンタルを守ることを優先するための沈黙なんです。

本日のまとめに入ります!

既読無視されたとき、私たちはつい「失礼な人!」とジャッジしがちです。
でも実は、相手の心の中では——

  • 「どう返せばいいか分からない」
  • 「もう一度謝るのが怖い」
  • 「とにかく見なかったことにしたい」

そんな葛藤がぐるぐる渦巻いているのかもしれません。

もちろん主催者としては誠実な対応が望ましいですが、こういう場面は誰にでも起こりうること。
だからこそ、次に私たちが発信側になるときには「沈黙の自己防衛」ではなく、笑顔で一言でも返したいものです。

👉 既読無視は悪意じゃない。人間らしい「弱さ」なんです。

ラジオ出演致します

インターネットラジオ『たけちゃんの「大阪へーほー」@ 目指すはvoicyのSUNTV/ラジオ大阪』にゲスト出演しました。

大阪観光ガイドとして大阪を日々駆け巡るたけちゃんがパーソナリティを務める番組です。

※たけちゃんとはこんな人

キネヅカ
たけちゃんは大阪の案内人「おもろい大阪を紹介したいねん」 | キネヅカ 大阪観光プロガイド“たけちゃん”こと奥村武資さん。55歳でサラリーマンを早期退職し、おもろい大阪をもっといろんな人に知ってもらいたいと始めた大阪のまち案内人稼業。ゼ...

ここで叶えたい夢やさまざまな人をつなぐ「心の駅」をつくる心理イベントクリエーターとして目指すことをお話しさせていただきました。

番組のアップ予定は9月25日(木)19:30からとなります。

みなさん、ぜひお楽しみに!

ラジオ受信はこちらから

https://r.voicy.jp/OGQVQnMKkW5

巷でユニークな取り組みに取り組んでいる人物に鋭く迫り、話題になっているテーマや思いもよらない個性的なアイディアや様々なエピソードなどに鋭く迫る! いとテラスcaféのご案内

いとテラスcafé、とうとうこの秋に開催が決定しました!

今回は願望実現専属コーチ・品川 和明さんをお招きします。

今ではアグレッシブに活動し、多くの人を勇気づけている品川さん。
でも、かつては「他人の目」を気にしすぎて、自分らしさを出せずに過ごしていた時期があったそうです。

職場での衝突や家庭でのすれ違い…。
そんな日常のトラブルをきっかけに出会ったのが“コーチング”でした。
人生が大きく動き出す「めぐりあわせ」の物語を、今回はじっくり語っていただきます。

参加型の時間も予定しており、ケーススタディをもとに参加者のみなさんと一緒に「どう乗り越える?」を考え、意見交換していきます。
自分の悩みや経験を重ねて、きっと新しい気づきが生まれるはず。

なおイベント終了後は、最大30分のフリータイムあります!
気軽に品川さんや私、いとやんと立ち話したり、ミニカウンセリングを受けたりもできますよー!

☆ゲスト 品川和明さんからのメッセージ☆

みなさんは、「毎日が同じことの繰り返しで楽しくない」「本当の自分とは何だろう」
「嫌な出来事が繰り返されている」
こんなお悩みは、ありませんか?
現在は、感情解放のスペシャリストとして、コーチングを提供していますが、かつての私も同じ悩みを抱えていました。

職場でのパワハラによるうつ状態、奥さんとの価値観の違いからストレスを抱え、苦しい日々を過ごしていました。そこから心理学を学び、実践することで、大きな変化が生まれました。

今では、プラントエンジニアとして活躍しながら、感情解放のコーチングで講座やセッションを通じ、みなさんの悩みを解決に導いています。

私が変化したノウハウをお伝えするとともに、みなさんのお悩みも是非お聞きかせください。 品川さんYoutubeチャンネル

https://www.youtube.com/@radiancy_gifted

《日時》

2025年10月2日(木)

19:00~20:00

《場所》

ONtheUmeda

大阪市北区曽根崎2-16-19 メッセージ梅田ビル 1階
※1階入口よりお入り頂き、受付でお尋ね下さい。

《参加費》

無料ですが、施設使用料がかかります(10分/160円  初めて利用される方は登録が必要ですので、身分証明持参の上お越しください。目安として予定時間前後10分の滞在として、1280円あたりとお考えください。

《お申込みはこちらから》

https://peatix.com/event/4559818/view

《イベントの詳細はこちらをご覧ください》

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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