はじめの一歩を踏み出そう『第14回 ミスしても報告してくれない…どうする?』

みなさん、こんにちは!

いとやんです。

気温の上昇が著しいので、特に体調維持には十分気を付けてくださいね。

目次

ミスを報告しない

相手は子どもであったり、後輩であったりアルバイトスタッフであったりなど様々な関係性がありますね。

いくら関係性に日ごろ問題点を感じなかったとしても、生活や業務、活動などで知らぬうちにミスをしていたのに報告されず、第三者からの相談で明るみになったときには深刻な状態になっていた…などということは一定の確率で起こりうることです。

なぜ、報告しない?なあぜなあぜ…

とは言え、保護者や責任者、管理職の方でも立場が変われば、報告をためらわれることがあるはずです。

そうなると報告しない理由は気づくはずですが「責任を追及されたくない」という気持ちに突き動かされていることが多いです。

評価が下がる、面倒なことになる…ならば、自分の力で解決して「失敗したけれども、自ら挽回した」の方向に持っていきたいと思われます。

ただそう考えるようになっているということは、トラブルが初期の段階を超えている可能性が高いと考えられます。

そうすると報告しようとは思うものの「報告するタイミングがつかみづらく」なり、第三者からの相談で発覚するまで深刻度が増していきます。

ミスを報告しやすくするための対策

迅速に報告することで当事者本人にとっても軽く済むということに気付いてもらうのは大切なことですが、上記の理由からスムーズにいかないことが想定されます。

だからこそ保護者や責任者、管理職の方からの工夫が必要です。

おそらくは「ミスをしたことは言いたいことはあるけれども仕方ない…でもバレるまで相談しないなんてなんて不誠実なんだ!」と怒りが渦巻いているはずです。

しかしそのまま対応すると、部下や子ども、後輩への言葉に否定的なニュアンスを含んでしまうために二度と報告や相談に来ることはなくなるおそれがあります。

まずは「最後まで話を聞く」ことが大切です。

ミスへの指摘と報告しなかったことへの不信感が頭をもたげ第三者に迷惑をかけたとなれば、冷静になりにくいとは思います。

しかし、「なぜ○○したのか」ではなく「このように聞いたのだけれどもどうしたの?」と受け入れの姿勢を見せて問いかけましょう。

たしかに本当のことを言うかさらに誤魔化すかはわかりません。

しかしいくら弁解が続いても、話を遮らず我慢してきくことです。

そして報告の時期を遅らせたとしても自発的に相談してきたならば、その点については受け入れましょう。

その上で善後策を講じることです。

これでも繰り返しトラブルが起こるならば、別のアプローチが必要になりますが…

報告しないという問題は相手の性格や考え方もあり、本人の自覚や意思を無視してここを変えることは不可能です。

ただ職場や家庭、グループの雰囲気や上司や保護者、責任者の姿勢も大きな影響を与えます。

一人で抱え込まれると問題が悪化することも多いので、切り捨てたり罰したりする前に環境や自らを再点検してみませんか。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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