はじめの一歩を踏み出そう『第44回 選ばれないのは本当に辛い-辛くなくなればもう落ち込まない-』

みなさん、こんにちは!

いとやんです。

教育業界に20年以上携わってきましたが、日本教育士の資格も得られました。

しかし、気づかぬうちにストレスで潰されそうに。

そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。

NLP心理学マスタープラクショナーコースやメンタルマネジメントⅡ種を修了、取得するとともにワークショップやミニカウンセリングなどを行っています。

一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。

そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

目次

選ばれないことの悔しさ

強い寒波が全国を襲っていますが、みなさんお元気でいらっしゃいますか?

受験や就職や昇進選抜の面接、コンクールの選考、新企画の採用など世の中では選択の結果の連続で、心の浮き沈みに強く影響しています。

特に本当に欲しいものや叶えたい結果が自分ではなく、他の人に届いたと知ると悔しくて切ない思いになることでしょう。

選考に漏れたとしても理由については知らされることはなく、さらに望まない結果が相次ぐと「何が悪かったのか?」と自分を責め、自分に何一つ良いところがなく人格にまで否定をされたような気がするはずです。

実際には採用者(審査員)の求める条件が合わなかったり、あなたの良さが伝わらなかったり、気づかなかったりすることも多く、自力ではどうしようもならないこともあるはずです。

まずはネガティブな気持ちを認めよう

ネガティブな気分を我慢したとことで強い無意識の感情に押し込まれるだけですので、まずは我慢しないでそのまま受け入れましょう。

気持ちの出し方は友達など誰かに聞いてもらうのも良いでしょう(プライベートを明かしにくければプチカウンセリングも有効です)

「今、本当に悔しくてたまらない」「これだけ今まで努力を伝えてきたのに、なぜ報われないのか」などどんどんくみ出しましょう。

一人で行うならば、今の気持ちを紙に書きだすも有効です。

ではその状態をあえてポジティブにとらえるとしたらどう?

では「東京にある○○大学を目指して全力を尽くしたが受からない」という事実があるとして、あえてポジティブなとらえ方を試みてみましょう。

NLPでいうところのリフレーミングですが、複数人でやってみると結構盛り上がります。

先ほどの例なら「人がたくさんいる環境よりも、ゆったりと生活できる地方で学ぶのもいいかもしれない」「思い切って海外に行くきっかけになるかも」など、こじつけでも全くいいので出尽くすまで引っ張り出しましょう。

結構ここまでで心が軽くなっていることも少なくありません。

あなたの頼りにしている人にアドバイスを求めよう

先ほどまではそのままの気持ちを吐き出すことが中心でしたが、この状況を自分の尊敬している人ならばどう考えているか、または教えてくれるか知りたくないですか?

NLP心理学ではモデリングというのですがこの人物は実在する著名人のみならず、今はもう亡くなっている方でも可能です。

もちろんそこには歴史的人物も含まれますし、もっと言うとアニメ上の人物でも可能です。

そういう人の言うことならば受け入れやすいかもしれませんし、自分に向いていた視点が他に向くので、結構楽しめるワークとなります。

その人のイメージや雰囲気、どんな動作でどんな声色なのかイメージしてみましょう。

対象が武将ならば、どっしりとした感情を体感できるかもしれませんね。

「○○大学に受からなかったそなたは、まるで天下統一を目指す戦国時代に生きたわしのように、新たな戦略を練り直すことができるだろう」

このような今の自分からは想像もできない言葉や気付きが出てくると、心が震えてくるきがしませんか?

自分の好きなことや、やってみたいことに打ち込もう

今やってみたいことや、やりたくても後回しにしていたことをやってみましょう。

落ち込んでいる人は落ち込む対象にのみ意識が向き、なかなかやりたいことに目が向かないはずです。

思いつかなければ、綺麗なものを見て、美しい音を聞いて、暖かい日の光や風に吹かれるのもお薦めです。

旅行も良いですよね。

このブログでも何回か取り上げていますが、第27回で紹介したように「メンタルヘルス・ツーリズム」も大変有効です。

大切なことは楽しくもないのに無理に楽しもうとしないことです。

ぼーっと身を預けられて、リラックスできるものが最適かもしれません。

気持ちは落ち着いた?ではこれからめざすべきことを眺めてみよう

今回選ばれずに不本意な目に遭ったとして、これから引き続き目指すのか新たなことを目標にするのかを設定していきましょう。

引き寄せの法則という言葉をお聞きになったこともあるかと思いますが、「成功して当たり前」と思える状態であることが望ましいのが当然言うまでもありません。

そのために必要なのはNLPでいうところの「メタアウトカム」を設定することです。

これは目標達成を頭に描くことだけではなく、それを達成したあとに何をしたいのかをしっかり頭に描くこととなります。

たとえばコンクールで選抜されることだけではなく、その後に何をしたいのか具体的に思い描くことです。

選抜されて「気が楽になりたい」しか浮かばないとしたら、本当に目標達成をしたいのか再度自分に問いかける必要がありそうです。

それが「家族に認められたいのか」や「周囲に認められたい」からかもしれませんね。

「コンクールで選ばれた後、家族と旅行に行くことが目標だ…」

あなたの望んでいることが正にそうであれば、あなたの未来に繋がっている可能性もありますよ。

でも、自力で抜け出せなさそうなら、カウンセリングやワークショップなど、誰かを頼ってヒントを得るのも良いでしょう。

今年もさらに皆さんに必要とされる機会をご用意しますので、是非楽しみになさってくださいね。

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この記事を書いた人

教育業界に20年以上携わってきましたが、気づかぬうちににストレスで潰されそうに。そんな時に偶然に出会ったNLP心理学によって物事の捉え方が大きく変わりました。一歩前に進めるスイッチの押し方により人生が音を立てて動き出す。そんな実感を一人でも多くの方と共有していきたいと思います。

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