最近、なんとなく疲れていませんか?
仕事では普通に振る舞っている。
家でもそれなりに過ごしている。
SNSを見れば、みんな楽しそうにしている。
でも、「何でも話せる人がいないな」、「ちょっと安心できる場所がないな」
そんなことを、ふと思うことはないでしょうか。
人は、ずっと頑張り続けることはできない。
だから私は、「ここに来れば、ちょっとホッとする」と思える場所を、一つくらい持っておいた方がいいと思っているんです。
それは病院かもしれない。
いつもの居酒屋かもしれない。
お気に入りのカフェかもしれない。
コワーキングスペースかもしれない。
あるいは、遠く離れた街にいる、たった一人の友人かもしれません。
大切なのは、その場所に行ったとき、「ここでは、必要以上に自分を取り繕わなくてもいい」と思えること。
今回は、そんな「安心できる場所」について考えてみますね。
「安心できる場所」は、意外と身近にある
例えば健康診断の結果が届いたとする。
「要再検査」や「要精密検査」とか…。
そんな文字が書いてあったら、怖くて開けたくなくなる人もいるかもしれない。
もちろん、本来なら早めに確認して、必要なら医療機関に相談することが大切だ。
でも、そんなときに、「何でも話せる」「否定せずに話を聞いてくれる」
そんな、信頼できるかかりつけ医がいたらどうだろう。
一人で結果を抱え込むより、「こんな結果が出たんだけど…」と持っていきやすくなるのではないだろうか。
これは医療に限らない。
いつもの居酒屋。
お気に入りのカフェ。
コワーキングスペース。
あるいは、以前住んでいた街。
旅行で訪れた場所なのに、そこに行けば必ず会ってくれる人がいる。
そんな場所も、自分にとっての「安心できる場所」なのだと思う。
大切なのは、場所そのものではない。
「ここでは、必要以上に自分を取り繕わなくてもいい」という感覚なのかもしれない。
「相手を尊重する」から安心が生まれる
NLPには、「相手の世界観を尊重する」という考え方がある。
簡単に言えば、「自分はこう思う。でも、あなたはそう思わないんだね」を認めること。
自分の「こうするべき」を相手に押し付けない。
そして、相手の「こうするべき」にも、自分を無理やり合わせない。
もちろん、何をしても許されるという意味ではない。
むしろ、「考え方が違っても、お互いの存在を否定しなくていい」というぐらいに認識しておけばいい。
そういう関係があると、人は少し肩の力を抜ける。
そして、そこが穏やかな光を放って見える、そんな安心できる場所になっていく。
「断られた」からといって、関係が終わるわけではない
普段仲良くしている人でも、「今回は一緒に行けない」とか「今回はその予定には参加しない」ということはある。
ところが、その後にSNSを見ると、その人が別の場所で楽しそうにしている。
すると、「なんで自分とは行かなかったの?」、「もう、この人とは付き合わない」
なんて思ってしまうこともある。
断られた側としては、寂しい。
それは自然な感情だと思う。
でも、その人が何を選んで行動するのかは、その人の課題でもある。
アドラー心理学でいう「課題の分離」に近い考え方だ。
だから、「今回は縁がなかったんだな」と考えてもいい。
そして、「じゃあ次はどうしよう?」と自分の選択に戻ってくる。
別の人に声をかけてもいい。
別の企画を考えてもいい。
あるいは、また別の機会にその人を誘ってもいい。
相手を自分の理想の型にはめようとしない。
自分もまた、相手の理想の型にはまろうとはしない。
そんな関係の中に、安心は生まれるような気がしませんか。
自分も相手も「そのまま」でいられる場所を
考えてみれば、「安心できる場所をつくる」ということは、「自分に都合のいい人だけを集める」ことではない。
ましてや自分の力や影響力を誇示するためにその場を支配しようとすることは真逆である。
自分と違う考えを持つ人がいてもいい。
予定が合わないことがあってもいい。
しばらく会わない時期があってもいい。
それでも、「また会ったら普通に話せる」
そんな関係がある。
それは、とても豊かなことなのではないだろうか。
だからこそ私は、「安心できる場所を一つ持っておく」ことをおすすめしたい。
それは大きなコミュニティでなくてもいい。
たった一人でもいい。
たった一軒のお店でもいい。
たまに訪れる街でもいい。
「ここなら自分でいられる」と思える場所があると、これほど素敵なことはありません。
本日のまとめでーす
人生には、頑張らなければならない時期もある。
新しいことに挑戦しなければならない時もある。
でも、人はずっと走り続けることはできない。
だからこそ、「ちょっと戻ってこられる場所」を持っておきたいですね。
そこでは、自分も相手も無理に変えようとしない。
相手の選択を尊重し、自分の選択も大切にする。
そんな関係が積み重なれば、そこはきっと安心できる場所になる。
あなたには、そんな場所がありますか?
もしまだなければ、まずは一つ。
「ここなら少し安心できる」と思える場所を探してみませんか。
それもまた、自分を大切にするための「はじめの一歩」なのだと思うんだね。

